相続トラブルイメージ

遺産相続と遺言で感じた家族の絆

遺産相続はその家族にとってはとても悲しい出来事ですが、家族がいる限り必ず訪れることになる重要な冠婚葬祭のイベントです。
特に私が体験した祖父の死後、お葬式が終わってからの相続では家族の絆を再認識することができ、多くの家族愛を感じることのできる機会となりました。
我が家の場合、遺産は全て遺言に任せてあったのでそれを確かめる必要がありましたが、様々な話に聞くこういった機会の家族間でのトラブルはとても避けたいことだったのに加えて、遺言がどこにあるのか全くわからない状態でもあり、祖父の死後、遺産を分散するために様々な行動や努力が必要になりました。
特に遺言が書かれた書類を見つけるまでがとても大変で、家の中を探しまわったり、電話帳などで弁護士を調べたりしましたが、なかなか遺言について知っている人物がおらず、親戚家族一同途方に暮れてしまうという事がありました。
そんななか家族や親戚で長い時間をかけて探したのにもかかわらず発見できないままになってしまい、結局1年近くが経過してしまいました。
その間、祖父が所有していた遺産は一時的に家族が預かることになったのですが、祖父の死後ちょうど1年が経過してから祖父からの郵便が家族や親戚に届けられるということが起こりました。
生前も様々なクイズや謎解きの好きだった祖父は、死後にもそのユーモアセンスを発揮して死ぬ前から遺言でこうした用意をしていたということが判明した瞬間でした。
遺言は祖父が亡くなる十年も前に用意されていたことを専属の弁護士が話してくれて全てが解決しました。
家族としては早い時期に色々と解決しておきたかったのですが、祖父の遺志としては遺産のことやそれ以外の相続のこと、また死者のことで騒いだり問題にならないように気を遣ってくれていた事もわかりました。
特に遺産相続で親戚や家族で亀裂が生じることは避けたかったという思いが強かったようで、特別郵便が届くまでは家族にも遺言の存在を伏せるように契約がなされていたということで私達にはどうすることもできないこととなっていました。
1年経ってからの遺言でしたが、遺産の分散や相続について親戚や家族全員に手紙が用意されており、しっかりと家族全員に対する気持ちを感じることが出来ました。
とてもありがたいもので家族間のトラブルもなく、遺産についてもそれぞれに個々に送られてきた書類で全て解決してしまうように用意されていたのでとてもスムーズに物事が進みました。
ちょっとしたトラブルでも大きな問題になりやすいこうした事柄は祖父の様々な工夫によって解決し、私が高齢になって死んでしまう時もこういった粋なはからいができればと思っています。

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